☆ In the room イン・ザ・ルーム
島崎誠二;茶介
In the room—イン・ザ・ルームー
『私』の記憶のエアポケットに彼・島崎誠二はいた。
「きみはぼくを覚えていないだけ」
【その部屋】で執拗に施される彼の愛撫に『私』は翻弄され続ける。
確かに彼の匂いを懐かしいと思う。
そう。とても懐かしい—
いつどこで『私』は彼と出会っていたのだろう?
……思い出せない。
何度目かの絶頂を極めた『私』のうつろな耳に彼の哀願が残響する。
—ぼくをわすれないで—
特典
・ステラ「ガラスのランプ」
・メイト「ターコイズ・ピアス」
病んでいらっしゃる方のお話なんだろうかと思いながら聴き続けて…
なに、この純愛!!ってなった。
高校時代の先輩の弟さんと恋に落ちて、結婚して新婚旅行に行って
そこで事故に遭う。
事故の後遺症は記憶力の欠如(ちょっとちがうかな…?)
彼との過去を覚えていられない彼女に、彼は自分を思い出してほしくて
覚えててほしくて、強引に関係をもつ。
でも、彼女は何度同じことを繰り返しても彼を覚えていることができず…
って、感じの大変なお話。
彼側にどんどん感情移入していって、彼と同じように辛くなってた。
辛さが伝わってくるのは演者さんが上手だからだよね。
いつも、ほんとにありがとうございます。
分岐するエンド両ルートも、特典の新婚さんのときの二人の様子も、
無事手術が成功したあとのらぶらぶな様子も、
存分に楽しませていただきました。