被験体G
五百扇一春;白井悠介
主人公が目覚めたのは、どこかの病室のような部屋のベッドの上。
ベッドの横には主人公の様子を心配そうに見ている青年が。主人公が名前を聞くと、彼は五百扇 一春(いおぎ いちはる)、主人公のカウンセラーだという。
一春は、主人公は大変な事故で記憶を失ってしまったというのだ。一春の役目は、主人公の心身に負担をかけず、少しずつ記憶を取り戻していくことだという。
主人公への好意を隠さない一春。彼と話しているのは心地よかった。まるで普通の恋人同士のような生活が始まった。
一春は主人公の喜ぶことをしてくれる……いや、それしかしない。一春の行動に不審を覚え始めた時、とあるきっかけで一春の様子が変わり……?
所謂、天才肌の人はやることも変わってるってお話でいいのかな?
ある日、目覚めたら記憶喪失になってて、
よくわからない施設(病院らしい)に収容されてる。
面会に来るのはカウンセラーだという男のみ。
そして、主人公を好きだというようになる。
なんかさっぱりわかんないお話だなと思ってたら、
カウンセラーだと偽っていた男が自分の研究のために
幼なじみで恋人で会った主人公を記憶喪失にした、と。
いや、人の記憶ってそんな簡単に操作できないでしょ?
ってのが、最初の突っ込みポイント。
あとは、「彼」の自分勝手さに笑うしかない展開だった。
どうしてこんなお話になったのか、ひじょーに謎。
素敵ないい声なのに、「彼」の性格にいらっとして
あんまり聞きこめなかった。残念。