☆ 愛し君に、戀文を 宮間克己 編
宮間克己;ハヤテ迅
これは、一通の戀文から始まる戀物語――
開国から早幾年……
汽船や鉄道によって流通や商業が発達し、人々の暮らしも大きく変わっていた。
西洋文化が次々と取り入れられ、活動写真や文芸、絵画に演劇などの大衆文化も大きく発展。
人々の間には自由と開放の気運が高まっていたが、堂々と恋愛を楽しめるほどの自由は保障されてはいなかった。
うら若い男女は人目を忍んで文を交わし、互いの想いを伝え合う……
そんな恋愛が当たり前の時代。
白鳴学園(はくめいがくえん)は、義務教育後の就学を一貫教育で行うという
当時としては異例の教育方針を示し、何より大学部より男女共学という方針が
世間を驚かせた。
そんな白鳴学園でも最高学府「大学部」まで進学する女子は珍しく、
必然的に男子たちの憧れの的となる。
この白鳴学園大学部に通うアナタも、もちろんその対象だ。
やがて、学び舎を同じくした男女の間で『手紙を取り交わす』ことが流行りだす――
特典
・メイト「温泉で僕と」(未入手)
・ステラ「猫より僕を」(未入手)
洋装の仕立て屋を目指す一個下の男子学生との恋。
展開はめっちゃ早い。
女子から手を握るのははしたないとか言いつつ、
告白してそれが実った瞬間に押し倒してくるチェリーさんでした。
この時代の設定は好きなものも多いんだけど、
今回はどうしてか世界観に入りこめず。
ちょっと残念な感じでおわってしまいました、、、