☆ 男ともだち ～青の恋情～
茶介
学生時代の元カレ。
1年前に再会して、お互い独り身で、なんとなく淋しさを慰めあう関係になって … 。
「…… さっさと彼氏を作って、夜中に俺に淋しいなんて言いながら電話してこないようにしろ。
元カレとセフレなんて、健全な状態じゃないんだしさ」
「…… そうだ、そういえば、おまえを紹介してくれって友達に言われてたんだ。
前に居酒屋で偶然会った …… あいつがあの後連絡してきて、紹介して欲しいって言ってきたんだ。
どうする ? 試しに会ってみるか ?」
元カレからの申し出を断った貴女に彼はホッとして…
二人の心がすれ違う切ない物語――
特典
・アニメイト「星空デート」
わたしを18推奨ＣＤ沼に突き落とした記念すべき作品です。
これまでどうしても記事書けなかったんだけど
今朝、久しぶりに聴いたら、書いとかなくちゃ！と思えたので。
発売は…えっと、ずいぶん前ですね。
ほんと、こういうＣＤが出始めた走りのころ…
初めて聴いたときはものすごい衝撃でした。
いわゆる「えろ」ジャンルに属するものが
こんな安価で簡単に手に入ってしまうことに。
内容についてですが…
これはよくあるどっちを選ぶかシリーズの白編なので
怖いことは何もありません(笑)
始まりはホテルでのエッチから。
ずいぶん体の相性がいいんだなぁって感じで聞き始めて
あぁ、どうやら普通の恋人同士じゃなくて
ちょっとイロイロあった二人なんだなと理解。
過去に付き合ってたけど、彼女に甘えてほったらかしにした結果
愛想を尽かされて別れた二人が、「メアド」変更のお知らせを
きっかけにまた会うようになって、気づけばセフレにってやつです。
彼も彼女も今特定の相手をつくる気がないと言いながら
実はお互いにめっちゃ気があるって言うのが
端々から伝わって来て、なに、この両片想い状態美味しい！ってなりました。
だって、彼氏がほしいみたいなこというけど、
「紹介してやろうか？」っていう彼の言葉は断るとか。
それって、彼氏と寄り戻したいってことやん、気づけよ…！
そんな彼女の健気な気持ちに気づかず、
彼は結構ひどいことをぐさぐさ言います。
でも、その一言一言に「過度な期待」をしちゃだめだっていう
自分への戒めが入ってて…
ほら、これ、めっちゃ美味しい両片想い…♪
彼との今後がないと思いこんだ彼女は「もう会わない」と決心。
別れを告げたことで二人の関係はぐっと前進。
別れを告げられた彼は居てもたってもいられず
タクシーで彼女のマンションに乗りつけ
（彼女の部屋が何階はわからないけど）階段を駆け上がってきます。
で、「もう会わないなんて言うなよ」って。
もう、茶介さん、そんなきゅんきゅん来る声で
そんなこと言ったらいややわ。
その一言だけで、もうだめ。
ちゃんと自分の想いを告げあった二人は
「恋人」としてやり直すことに。
「結婚まで考えてます…！」って言った彼、
めっちゃかわいくてかっこよかった。
ここまでの優柔不断っぷりを見ると
そんなセリフ口にするの、めっちゃ勇気が言ったやろうな。と。
アニメイト特典は「野外」で。
二人の思い出の公園で、星空を見ながら
いつの間にかそんな感じに。
彼がしっかり風邪引くオチまでついてて楽しめました。
いや、ほんと、わたし的名作！
いまのところ、この作品を超えるものには
まだ出会えてません。
