☆ Gastronomie ~ご主人様とメイドの美食倶楽部~ 第壱巻 江川亜蘭主催
江川亜蘭;河村眞人
夜の食卓から美食と服従の快楽を、あなたに捧げます ――
時代は昭和20年代後半。東京銀座のビルの中に「 ガストロノミー 」 という名の高級レストランがあった。そこでは月に一度、「 美食倶楽部 」という厳選された会員だけが集う会合が行われ、変人たちが集まっては美味しい料理とデザート、そしてワインに舌鼓を打っていた。会合で食べる料理は、交代で会員たちが決め、必要な料理人や食材を手配することがルール。彼らは自分が主催する日に会員たちに何を食べさせるか常日頃から頭を悩ましていた。
しかし、そんなある日。「 美食倶楽部 」へ食材として届けられた箱の中に、なぜか記憶を失い、自分が誰かわからない貴女が入っていた。 貴女は食材兼メイドとして、主催担当の会員の部屋へ引き取られていく ……
最初のトラックで、食人鬼の話だったのかと思い、聴き続けることを躊躇。
だって、首を切り落としてとか言うんだもの。
どうしようかなぁ、これもムリかなぁと悩んでる間に
江川氏のおちゃめな部分が見え隠れするようになり
人を食べたりはしないことが判明。
江川氏、料理店を営みながら探偵さんをやってるそうな。
原因不明の記憶喪失の主人公は江川氏のもとでメイドをやることに。
あ、もちろん、イロイロなことをお世話するメイドさんです。
一緒にお風呂入ったり、いちゃいちゃしたり、チェリーパイを
食べさせてもらったり。
ところどころ、どういう状況なのかわからないところがあり、
んーーー?となったものの、江川氏がメイドちゃんにべた惚れだということが
はっきり伝わってきたので、いちゃいちゃを楽しめました。
結局、主人公の素性とか記憶とかのことは一切明かされないまま
終わっちゃったけど、これはそういうお話ってことでいいのかな。